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滋賀大学学芸学部 附属小学校・附属中学校 旧東浦校舎 思い出再現
1910年ごろの大津市街地図
図:国土地理院作成地形図(「今昔マップ on the web」より転記)


1910年(明治43年)の地形図です。
旧国鉄東海道線は今の東海道線より山手(現在の国道1号線あたり)を走っていたようです。
記録によりますと、旧附属校舎は1909年に新築されています。この地図が1910年頃に作成されていますので、そのときには拡大図でもわかるように校門から近い建物(本館など)のみが建っていたように見えます。建物の形を見る限り、北側の1棟(本館)と、体育館、表慶館の3棟が建っていたようです。
1923年ごろの大津市街地図
図:国土地理院作成地形図(「今昔マップ on the web」より転記)


1923年(大正12年)の地形図です。
この地図の国鉄東海道線は現在のJR琵琶湖線(東海道本線)の位置を通っています。逢坂山のトンネルは1910年のトンネルの位置とは違って、現在のトンネルの位置です。国鉄大津駅は現在のJR大津駅の位置にあります。
京阪線(当時は大津電車軌道)は浜大津から三井寺まで延ばされています。
附属旧東浦校舎はほぼ最終の形になっているようです。
1964年ごろの大津市街地図
図:国土地理院作成地形図(「今昔マ ップ on the web」より転記)


1964年(昭和39年)の地形図です。
附属学校は1965年に膳所へ移転していますので、地図に現れた東浦校舎の形はこの地形図が最後となります。
国道1号線は旧東海道線の敷地を通っているようです。
名神高速道路もできています。
1970年ごろの大津市街地図
図:国土地理院作成地形図(「今昔マップ on the web」より転記)

1970年(昭和45年)の地形図です。
附属旧東浦校舎の敷地の部分には建物の形がありません。町名も末広町に変わっています。これから土地区画整理が行われ、大津駅前から30m幅の中央大通りができる前の状態です。
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